カンボジアでの活動
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地雷・不発弾処理活動
カンボジア政府機関のCMAC(カンボジア地雷対策センター)と共同して、現地住民デマイナー(地雷探査員)による地雷処理活動を行っています。2011年7月から、カンボジア・バッタンバン州カムリエン郡、プノンプラ郡、サンパウルーン郡及びパイリン州において、地雷原の処理、不発弾のを処理を行っています。
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インフラ整備、井戸掘削
支援者のご寄贈によりバッタンバン州に井戸を掘削しています。他にも、カムリエン郡タサエン村の主要道路を整備し、雨季には全線泥濘し人々の歩行もままならない状態でしたが、整備後は雨季でも車、バイク、自転車、歩行者の通行が可能となりました。
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日本企業の誘致支援
愛媛県・四国中央市の紙加工会社4社をカムリエン郡タサエン村等に誘致しました。工場建設により約260名の雇用を創出(2016年1月現在)。その内、約90%は女性で、文具、書道用紙、水引や着物用たとう紙の製作など、手作業での紙加工に従事しています。
誘致企業一覧はコチラ
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地場産業の発展指導
地雷が除去された畑で、キャッサバ芋等を栽培し、焼酎「ソラクメール」(カンボジアの酒の意)を生産する村人たちに対し、品質向上や販売ルート開拓の指導を行っています。地雷原から生まれたお酒が「カンボジアの誇り」と「平和の象徴」になるよう、高品質の酒造りを目指し、Kura Master2023(国際コンぺティション審査会)において、プラチナ賞をトリプル受賞他、金賞を受賞いたしました。
Kura Master2023
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学校
理事長高山が「日本語教室」として行っていた学校が、2014年カンボジア政府から正式な日本語学校と認定され「IMCCD日本語学校」として運営・指揮を行っています。村の子供達約100名が、将来、日系企業への就業を目指し、日本語とパソコンの習得に励んでいます。
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現地見学希望者の受入
カンボジアの現状と本会活動への理解を深めてもらうため、これまで約450名(年間100名以上)の訪問者やスタディーツアー、インターンシップ研修生を現地で受け入れています。地雷処理という戦後処理の実情を目にすることで、平和の尊さを学んでもらっています。
タサエン村への訪問はコチラ
日本国内での活動
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カンボジア人留学生の支援事業
バッタンバン州から愛媛県へ留学生を招聘し、日本での学生生活を支援しています。写真のリスラエンは、松山東雲大学を卒業後、愛媛県内で就職。講演会、交流会等でカンボジアの紹介を行い、カンボジアと日本の懸け橋になるべく活動しています。
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活動報告会
理事長高山の帰国時、愛媛県内外において活動報告会を開催しています。活動状況報告に加え、カンボジア現地とスカイプ中継を行ったり、現地訪問経験者に体験を発表していただいたりします。
過去の活動報告はコチラ(IMCCDブログへ)